モバイルアプリのCIサービスが増えてたのでいくつか使ってみた

iOS/AndroidのCIサービスがまた増えてきたようなので、少し触れてみました。安定性はやはり以前からあるものが良さそうですが、今年は選択肢の多様化と価格競争も進みそうですね。あとは対Enterprise向けサービスも今はTravisだけですが他の選択肢も出てきそう。

試したことは、適当なサンプルプロジェクトを、GitHubのPushなどを契機にビルドするということです。それぞれのサービスの制限(ディクス容量や、時間制限など)までは確認していません。

GreenhouseCI

ビルド対象はRepository URLの直接指定で行います。Publicなものであればそのままビルドすれば良いのですが、username & passでのログインやSSHの利用が提供されているので、private repositoryも対象にすることができます。

ビルド設定すると、Cloneしてきて、Android/iOSを識別、いったんビルドを試します。その後、スキャンしたビルドオプションをプルダウン形式で選ぶことができるので、そこで次回以降実施するものを選ぶことができます。

GitHubのWebhookに所定のURLを設定したら、GitHubへのイベントをきっかけにCIを回すことができるところまでサポートされている模様。

Ship.io

GitHubに接続し、リポジトリを指定してビルドを開始します。こちらはまだBeta版らしく、動作が重たいです。

重たかったので、ちゃんと試せていないです…

Circle CI

Android、iOS共にビルドできそうだったけれど、iOSをビルドしようとすると以下のような文言が表示されました。まだBetaなので、気長に待つことが必要そう。

Warning: Sorry! Your build didn’t run because we are still adding capacity to the iOS beta and haven’t enabled your organization yet. We know you’re waiting and we’ll get you building as soon as we can. If you have any questions, please free to contact us in support.


所感

Appleの規約により、iOSのビルド環境に強い制約が生まれるのですがだんだんとiOSのビルド環境を提供するサービスが増えてきていますね。良い感じです。外部テストサービスとの統合もTravisが結構先を進んでいますが、他サービスも追従していくでしょう。今年も動きが早そうだ。

関連として、過去、TravisやWerckerを調べてた頃のものを…2014年の7月ごろなので、古いです。

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