[Erlang][Elixir]binaryの扱い

Erlangにおけるbinaryのコピー、参照の扱いに関してメモ。 64 byteまではheap binariesと言われて、メッセージを渡す時にコピーを渡してprocessのheapに保存するらしいです。 一方、それ以上は参照渡しになるらしいです。 なるほど。 参考 http://erlang.org/doc/efficiency_guide/binaryhandling.html http://stackoverflow.com/questions/3406425/does-erlang-always-copy-messages-between-processes-on-the-same-node Vさんの以下が参考になりました。 Erlang のバイナリ特別扱いについては https://t.co/JCfyVIZQhx を見れば書いてあります。日本語は @shibu_jp が翻訳したこちら。https://t.co/c9ssNKHchV — V (@voluntas) March 20, 2016 ネットワークサーバ書く場合は、 binary はコピーされないっての結構大事な話なので覚えておくと良いですよ。設計に影響する。 — V (@voluntas) March 20, 2016 なので、 atom と binary は凄く積極的に使いましょう。ただし atom を動的生成はしてはだめですよ。 — V (@voluntas) March 20, 2016 こっちも読んでいこう。 http://erlang.org/doc/efficiency_guide/introduction.htmlMore

[Elixir][Erlang]run functions like yield

These days, I challenge exercism.io to get used some languages. Especially, I use Erlang and Swift. Then, I found some difference between Erlang and Elixir in aspect of syntax. So, I describe them as articles to remember them. This time, I attached gist which is run function defined in variables. Elixir run them with func.(),…More

[Elixir][Erlang]difference of binary

double quote and single quote have different meanings between Elixir and Erlang. In addition, “$” and “?” also have. They make me confuse a bit … 😦 Elixir > ?a 97 > [?a] == ‘a’ true > [?a] == “a” false > is_bitstring “a” true > is_bitstring ‘a’ false Erlang > $a. 97 > [$a]…More

[Erlang]Dive into Designing for Scalability with Erlang/OTP

Designing for Scalability with Erlang/OTPを読みました。Erlang/OTPを軸とした、スケーラブルなシステムを構築するための設計に必要な知見がたまってそうだったのと、半額程度で購入できたのでありがたく読みました。 内容として、半分はErlang/OTPのエコシステム周り、設計思想とかの話でした。ただ、残す半分はErlangに限ったことではない、広く使えそうな基礎がまとまっていました。個人的には、Elixir in Actionと合わせて読むとこの系統の書籍は十分そうな感覚です。 ちなみに、所どころ使われている例題や、それを個人的にElixirに書き直したものを以下に置いています。(所どころ壊れているものもありますが。) https://github.com/KazuCocoa/erlang-scalable-design 前半部分 Erlang/OTPの全体的な話が書かれています。背景とか。message passingの概要とか。諸々。Erlangの文法も学びながら、gen_serverだったり、gen_fsmだったりといくつかのOTPの話に発展する感じでErlangを学ぶことができます。 debugのための、sysやdbgモジュールも記載されていました。以前読んだQiitaのReconTrace で Erlang VM のトレース機能に親しむでかかれていたrecon_traceなんかのことも言及されています。 proc_libという特別なプロセスの話も。この特別なプロセスは、 システムメッセージや、イベント、シャットダウンとが可能 動的モジュールのリストを得ることができる debug flagを使ってトレースメッセージを利用することができる といった特徴があります。 後半部分(Chapter13以降くらい) Chapter 13のDistributed Architectureは、SOAやP2Pといった大局な設計やinterfaceから、その配布方法などの話まで色々ありました。これはErlangに特出したツールの話以外は、普通にErlang以外でも役立ちそうな情報だと思います。 リリース関係の話の中で、riakというdecentralized datastoreなツールの話もあって、面白かったです。Gossip protocolを使ってClusteringしているとか、そういう話も載っていたので。HashiCorpのSurfなんかでも結構知られていますね。Gossip protocol。 Riakのそこらへんのドキュメントはこちら http://docs.basho.com/riak/latest/theory/concepts/Clusters/#Gossiping http://docs.basho.com/ これのErlang client https://github.com/basho/riak-erlang-client Elixir client https://github.com/drewkerrigan/riak-elixir-client Scalableなシステムを組むためのtipsとして、以下の項目がまとめられていました。 分割する Distributed architectural pattern(cluster, SOAなど ) Network protocol node間のinterfaceや状態も持ちようやデータモデル node間のretry strategy node間のsharing data…More

[Elixir][Erlang]RecordとElixirのStructの違い

最近、Erlangのある書籍を読み始めました。そこでは始めの方にErlangの基本的な事柄が書かれていたので、そこを軽く追いながらErlangを軽く学んでいます。(と言っても、Elixirやってきたので文法以上は特に目新しいものはないのですが) そこで、ElixirのStructとElixir/ErlangのRecordの違いが気になったので、まとめておきます。 結局は、RecordとMapの違いになってきて、Erlangコミュニティで話されるその違いと同じような感じになっていました。(すごいE本のP. 567とか。やっぱりこの本、すごい。)ただ、ElixirのStruct自体はElixir独自のものなので、ちゃんと残しておきます。 Erlang x Record Erlangでは、Recordはtupleの糖衣構文。例えば、以下の通り を実行すると以下の結果になります。 なるほど。 Elixir x Record なるほど。でも、こう見るとこれはstructに似ている。と思いますよね。普通にElixirのget startを学んだだけだとRecordがでてこないので、考える順としてはこんな感じだと思われます。 ElixirのRecord ElixirのRecordのドキュメントを見ると to work with short, internal data to interface with Erlang records と、Recordの使うポイントが書かれています。ふと、ここでよく見るとstructとの使いわけが気になります。 まぁ、そう思うよね、と思ったらGoogle Groupsにやっぱり。 https://groups.google.com/forum/#!topic/elixir-lang-talk/6kn7J2XnFg8 https://gist.github.com/josevalim/b30c881df36801611d13 結論だけここに残しておくと、たいていの場合はStructを使って、限られたときだけRecordを使いましょう、というもの。StructはMapで __struct__ 定義されます。 To clarify: when we said that Records in Elixir were deprecated, it was Elixir implementation of records which is…More