『TPI NEXT』を読んで(テスト)プロセス改善を考える

TPI NEXTは、テストプロセス改善に関する書籍です。プロセス改善という話では、CMMI、PSP、TSP、TPI、TMMiといったものを耳にします。中でも、TPI系は現場主導的な、ボトムアップ的な立ち位置から集められたノウハウが蓄えられています。私はPDFを購入して読みました。

読み始めは、

http://nagasaki-it-engineers.connpass.com/event/20219/

の勉強会に参加してからでした。久しぶりにテスト界隈の本流に浸かりました。

テストプロセス改善ということなので独立したテストチームの話が中心かと思っていました。が、思いの外反復型とアジャイル開発の形とテストの関係にも言及があったところがよかったです。

プロセス改善自体はテストに関わらずソフトウェア開発の中で活かせそうなものはありました。また、経験と照らし合わせてそうですよねというものも多かったですが、主な対象は納品のある受託開発という感じでした。

プロセス改善ってあまり学ばれないのですが、少しでも学んでいる人がいると明らかな失敗に対して予防策はれたりしてよいですよね。テストエンジニアとして学んでいくと、ここら辺も知見を有する領域としてははずせないです。陰ながら、失敗に進みそうになったらそれを避けるように動くとか、そういう立ち回りは必要ですもんね。

少数で完結するアプリを開発するという領域を超えたところから、なんだかんだで必要になる知見ですよね。プロセス改善だけ行き過ぎた開発は形骸化が大きいのは言わずもがな、ですが。

経験だけを信じる人も多いかもしれませんが、こういう大多数の人たちのノウハウがまとめられたものって、大事ですよね。自分が人とは違った特別な存在でない限り、なんらかの気づきを得られる可能性がありますし。そこをどう最適化するか、がそれを活用する人のスキル次第、でしょうか。

ちなみに、これらの活動の核は

やる気のある人個人を集めてプロジェクトを構築すること。必要な環境と支援を与え、仕事を任せること。

でした。最近のXPの風潮など含め、結局はソフトウェア開発は対人による作業なのでここははずせないですよね。

サービス業に身を置くとそぐわないことも多いですが、良いところは影響を受けて、サービス全体の品質が向上するように影で動き回りたい。

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問題解決入門を読んで

テストエンジニアをはじめとしたエンジニアの肩書きを持つ方々には、往々にして問題解決能力が求められると思います。最近、私の関わる活動の中でそういう流れが高まってきたので、問題解決入門を読んでみました。
そのまとめをつらつらと。

書籍の詳細には例題やらいろいろ合わせて書かれており、非常に理解しやすかったです。
エンジニアは往々にして問題解決能力が求められることは多いと思いますが、その基礎的な内容を体系的に頭にインプットする、という意味で非常に良い書籍だと思いました。

内容

問題とは

問題とは、目標と現実のギャップであり、解決すべき事柄である

  • 目標
    • あるべき姿
    • 望ましい状態
    • 期待される結果
  • 現状
    • 実際の姿
    • 予想される状態
    • 予期せぬ状態
  • 数値化可能な目標
    • 定量的目標
  • 数値化が困難な目標
    • 定性的目標
      • 勤労意欲、知名度、満足度など

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