Google Testing Blogの The Inquiry Method for Test Planning がちょうどまとめようとしていたことに重なっていたので、メモ。
ここでは大雑把なことしか書かないので、内容はGoogleのブログを読む、が良さそう。
test plan(テスト計画)の作成に関してです。
多くのソフトウェア開発においてテストを行う場合、実装コスト(implementation cost)、保守コスト(maintenance cost)、お金(monetary)、利益(benefit)、リスク(risk)を考える必要がありますね。
Test Plan vs Strategy
この記事では、1つのテスト計画と、それらが多く集まってまとまったテスト設計、という関係性でテスト計画を定義しています。そして、その計画はだいたいがプロジェクトに依存する形です。
テスト計画必要?といった話も少しありますが、そこは置いておいて…
リスク、カバレッジ、ツール、プロセス、ユーティリティという感じで内容は大別されてまとまっています。
リスク
リスクドベーステストなどを行う場合、リスクの把握が大事です。例えば、データの欠損など。また、技術的な負債がどのくらいあるかとか、そういう技術的なところも大事。
カバレッジ
ここでいうカバレッジはC0といった実装に閉じた話ではなく、もっと大きな枠でテストをどのくらいしているか?という指標です。S/M/L/Eのようなサイズ別のテストのそれぞれでどのくらいカバレッジがあるかとか、どのくらいmanual testingしたかとか。
ツール
環境整備やツールの用意などの話。
プロセス
どのタイミングでテストを実施するかとか、バグレポート、市場に出た時にどうするかといった、リリースに関わるプロセス全般を考えるために。
Utility
誰がこのテスト結果を読むのか、とか。
締め
計画なので、ざっとしたまとまりな感じでした。ただ、こういった話はどこにでもあるわけではないので、ざっと読んでおくと良さそう。