『人口知能は人を超えるか』を読んだ 〜 シンギュラリティは突破されるか

人口知能は人を超えるかを読みました。GWの帰省時の移動のお供に。

がっつり数式な人工知能の説明本ではないですが、人工知能に対する取り組みの歴史的な移り変わりとその簡単な説明を把握する上ではとても面白い書籍でした。イヴの時間が表紙なのも、個人的に惹かれました。

私は大学でベイズ推定や隠れマルコフを学んだり、ほかの人がニューラルネットワークやオントロジーに触れていたこともありそれらを軽く学びました。なので、のちに書く人工知能のレベルでは、レベル3の端くれ程度はうっすらと想像がつきます。そのくらいの知識を持った上で読んでいました。また、オントロジーの話に関連してIBMのワトソンの話が出たりと、新しいネタを題材にもしているので楽しく読むことができました。

SF好きの人も、この本は楽しめそうですね。


人口知能は大きくわけて以下の4つに区分されていて、歴史とともにその移り変わりや流行りがどうなってきているかが書かれていました。

  • レベル1: 単純な制御プログラム
  • レベル2: 古典的な人工知能。入力と出力の組み合わせが極端に多いもの。
  • レベル3: 機械学習を取り入れた人口知能。推論の仕組みや知識ベースがデータをもとに学習されているもの。
  • レベル4: ディープラーニングを取り入れた人口知能。機械学習をする際のデータを表すために使われる変数自体を学習するもの。

レベル4のディープラーニングは最近流行ってますが、多層ニューラルネットワークという説明が少し本書にも書いていて、少し中身が見えた気がします。

Siriのようなものは、イライザと呼ばれる、レベル2の段階で知性があるように見えている状態だというところも、書かれると確かにそうだなーという感じ。

IBMのワトソン、シェフワトソンなどで有名ですが、ライトウェイト・オントロジーと呼ばれる領域のものだとは知りませんでした。(そういうようにオントロジが分けられていることも)

ニューラルネットワークに、意図的にノイズを埋め込んで少ない学習で良い成果をあげるという考え方、面白かったです。ソフトウェアテストだと、fault injectionや自動エラー検出とか、そういう考え方につながるものがありますね。

そういえば、シンギュラリティが突破される世界がくるのか、楽しみでも怖さでもありますね。ターミネータの世界がくるのかどうか。

ディープラーニング、Software Testでも使えそうなので、少し手を出してみたい感。

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