『星の王子さま、禅を語る』を読んだ

最近、茶道の本を読んだり、今回読んだ禅に関して読むことで日本固有の文化に触れてみています。合わせて、禅に触れてみようと思い、星の王子さま、禅を語るを読みました。

ソフトウェア開発において、Zenという言葉が使われることがあります。それらは、簡素・質素といった禅から派生していると説明されていることを見ます。発問もZen(禅)というので、日本の禅が大きく影響しているのでしょう。

海外のソフトウェア開発では、開発物の設計思想だとか、何を大事にしているかといった芯を重要視していることが多いように見えます。そこで、幾つかのきっかけも相まったものの、その禅というものを少し学んでみようと思い今回の書籍を手にとってみました。

自らの立つ場所を深く掘れ。そうすればよい泉が湧くだろう

それとは別に、純粋に、 星の王子さま を題材に禅を説明していたという、非常に興味沸かせる題材を扱っていたこともあります。

この書籍は、以下のそれぞれの題目に対して、星の王子さまの引用、その説明という形で流れていました。星の王子さまの引用と、各項目だけつらつらと残しておきます。

不立文字

肝心なことは、目に見えないんだよ
目では、何も見えないよ。心で探さないとね。

目に見えない世界、円

直指人心

どんな大人だって、はじめは子供だった。でも、それを覚えている大人は、ほとんどいない

智慧

脚下照顧

君の探しているものなら、たった一輪のバラの花にだって、一滴の水にだってあるのになぁ

色即是空(平等)

ちょっと離れたところから見ると、それはもう、本当にすばらしい眺めでした

空即是色(差別)

おれにとって、あんたは、世界中でたった一人しかいない人間になるし、あんたにとっては、それは、世界中でたった一匹しかいないキツネになるのさ
もう一度、バラの花を見にいってごらんよ。あんたのバラが、世界中にたったひとつしかないことがわかるからね

一隅を照らす

ばかばかしいと思えないのは、あの人だけだ。それは、たぶん、あの人が、自分のことだけでなく、他人のことも考えているからだろう

自由

もし五十三分を好きに使っていいんだったら、僕は、新しい水のわく泉のほうへ、のんびり歩いていくのになぁ

仏性

「砂漠が美しいのはね」、と王子さまがいった。「どこかに井戸が隠されているからさ」

一期一会

最後の朝には、いつもやっていた仕事が、とても大切なことのように思われました


全体的には、思想というよりも禅という考え方について書かれていました。これらは明日から使えるなにか、といった類ではないですが、このような考え方に触れるって面白いですね。

少し蛇足。私の実家では、叔父/叔母が主に信仰していたものが浄土真宗でした。親鸞が有名ですかね。一般的に仏壇などあれば浄土真宗や浄土宗がおもだと思います。それらも茶道や禅などと大きく違わない。異なることはあるけれど、同じところもある、という感じに見て取れました。私自身は浄土真宗を特別学んだりしたりはしていないのですが、質素や簡素、直指人心のようなところは心地よいなと感じました。

茶道と禅に合わせて並んでいた武士道について読んでみようと思います。以前、剣道を学んだときに武士道に関して少し見聞きしたことがあるのですが、それも中学校の部活動なので、正直覚えていない…いずれも質素や芯を持つというところで重なることがありそうな気がしています。

このくらいの本であれば、数時間あればざっと目を通すくらいできて気軽でよいですね。

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