「イシューからはじめよ」を読んだ

イシューからはじめよ ― 知的生産の「シンプルな本質」 [Kindle版]を読んだ

ある方からオススメされたので読んでみた。

知的労働者として価値のある仕事を行うために行う問題解決の一連の流れを載せている。問題(issue)の見つけ方、仮説、ストーリー、アプトプットへの変換など。私の読んだことのある問題解決系の本などにくらべて、技法のような話よりも”アウトプット”として誰かに共有、報告するまで全体を書いているところが価値のあるところだと思う。

知れば知るほど知恵が湧くより、知り過ぎるとバカになる

という言葉が出てくるが、大学時代の教授の言葉を思い出した。書籍などに載っている既存知識を吸収することは大事だが、一定の基礎を学んだ以降は読みすぎないほうが良い。すでに存在する発想にとらわれ、自分で考えた自分の発想を大きく阻害するから、というものだ。 カナヅチを持っていればすべてのものがクギに見える という、マズローの有名な言葉にもあるように。

メッセージに納得して、行動に移してもらう。いくつかアウトプットの目的をあげていたが、私が常に意識しなければいけないアウトプットの目的が見事にこれだった。最近、外部で発表する機会も増えてきて、資料を作ることがある。その中で、ここでも書かれているようなストーリー性であったり、伝えたいことを絞れなどはよく言われているので、書籍としてまとめて読むことができることは、私には価値があった。頭に常に入れておきたい。

書籍のはじめに、「悩む」と「考える」という2つの言葉を、答えの有無で説明している箇所があった。私の思っていたことに似ていて共感を持てた。答えを見つけるために「考える」のと、答えを見つけるわけでもなく、思考を発散させたり単に思考を巡らせるだけの「悩む」。仕事を行う上での価値の有無は書籍に任せるとして、私はどちらも人なので必要だなと感じた。

何か課題を見つけ、考え、アウトプットへ落とし込む方法をざっと頭に入れておきたい人にはオススメの本。細かな技法を知りたいという人には、他を当たった方が良さそうな内容。

自己啓発とか、課題解決の思考云々の書籍はあまり読まないが、これは文章や発表資料を作成するときは時折読みたいと感じた書籍だった。

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